ロボット雑記・ニューロンの趣くままに

エンピツで書いていた「人形つかいのロボット雑記」をこちらに引っ越しました。かなり独断と偏見で書いてます。 【問題点】IE6でサイドメニューが乱れます。NN7でコメントへの記入が出来ません。

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「考える脳 考えるコンピューター」

本日の朝日新聞 朝刊のブックレビューより

bk1:考える脳考えるコンピューター
:考える脳考えるコンピューター

:著者 伊藤 文英 / Blakeslee Sandra / Hawkins Jeff
:ISBN=4270000600
:出版年月 2005.3
:出版社 ランダムハウス講談社
:価格\1,995

について、評者 天外伺朗 氏が「知能を『行動』ではなく『記憶』から解明
というタイトルでレビュー(といえないような・・・)を書いている。
なのでまず、上記のリンクから、「普通の書評」を読まれることをお勧めする。

朝日の評者は、著者の紹介をしつつ、自身の経歴と重ね
携帯端末の開発や、本書の主題である「考えるコンピューター(コンピュータ では無く コンピューター で検索しないとでてきません)」に関する研究所を、著者は「レッドウッド神経科学研究所」を、評者は「インテリジェンス・ダイナミクス(動的知能学)研究所」を設立した事を上げ「共通点が多すぎる」とのべ、本書の内容から「ライバル視」する事を隠さず述べている。

「犬のようなロボットAIBO,二足歩行ロボットQRIOを開発し、作り込みによる知能の限界を知った。」とまで、上記研究の提唱・設立した動機として明記し、その意図するところは「著者と寸分たがわない」と言い切る。

その後で、多少「書評」らしく内容について
「大脳新皮質の機能について、実験的に確認されているそれ自身は必ずしも新しくないことを、無理なく強化、拡大し、大胆な仮説を提示している。
従来は知能を行動から定義して失敗してきたが、記憶から見るのが正解という。
抽象化や全体/細部、時間変化の大小などで、階層化された構造の中で上昇していく外部からのセンサー情報と下降していく記憶からの予測がせめぎ合う、という認知の構造を提唱している。
よくわかっている体験ほど下のほうで両者が一致し、まったく未知の体験は最上層を抜けて、海馬に達する。」
と紹介し
「ウ~ンマイッタ」「その通り 正解!」と、ここからまた書評じゃなくなる。
この本を読んで(自分との)日米対決を見よ! と〆る。

一緒に研究しましょう・・・とは言わないのは、本書には
「今後10年で、この分野でマイクロソフトのように成長する巨大企業が現れる。」と予想してあるからだろうか?
おそらく、マイクロソフトとの比較は、この新しい知能システムでなにかアプリケーションを作るというのではなく、アプリケーションを作るためのプラットホームを作りたいという意味だろう。
しかし、誰もがマイクロソフトのビジネスモデルを知ってしまったからには、誰かが「抜け駆け」するのは困難だ。ビジネスモデルそのものにも才能のある研究者が、新しいビジネスモデルを発案すれば、「気がついたら一人勝ち」になるかもしれないが・・・

過去の成功体験に固執するのは今のSONYが反省するべき点ではなかったのか?

内容については読んでみないとわからない。が、気になる点はある。「記憶」のメカニズムをどうとらえた上で書かれているのか。
いままでの研究成果で述べられられている記憶の「場所」の説明などは、記憶の場所と記憶が再生されている場所の区別がつかない。もしくは区別をしていない。
普通の人がいう「記憶」は意識に再生されたものをいう。
本書で議論されているのは無意識で存在する記憶であるはずだ。

ニューラル・ネットワークでなんとかなるというのは、無理があるので
おそらく本書のそういった指摘は正解だろう。
このブログの「ニューロンの趣くままに」は、書き散らかしの
いいわけ的ニュアンスであるが、もちろんそんな言い訳が成り立つと
本気で思っているわけではない。

まずは本を読んでみてから。

それにしても、ここまであからさまな「超書評」を書くのなら
ペンネームではなく、本名の 土井利忠 で良いのではないでしょうか?
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コメント

今日はブログ更新お休み

わはは
CLIEが駄目になっちゃたから逆恨みしてるのでしょうか?(爆)

ニューラルネットだけじゃなくて、あまり人間の脳に固執するのもどうかと思う今日この頃です。
AIBOもQRIOも確かに飽きるが、大抵の人間もそれほど面白いものではないです。人を飽きさせない人間、面白みのある人間って、実はそれほど多くない。
脳の構造はさほど変わらないのですけどね。

....みたいなことについても書きたいなあ、目標は三ヵ月後くらいです。

もちろんニューラルネット批判(というか強化学習批判だが)もやるよぉ。副題は「パブロフの虜」、これは6月頭まではなんとかしたいですねぇ。

 なんか「思ったよりネタあるじゃん」とか考えてるFMです。

意図的ではないが、抜いて紹介した部分

土井さんは、「ホーキンスより6年早く”パームトップコンピュータ"を開発販売した」 「私が早すぎて一敗地ににまみれた」と書いています。SONYのPTC-500のことでしょう(1990年発売)。
http://sumim.no-ip.com:8080/wiki/372
によると、手書き認識できないと「え?」と言ったらしい。
写真をさがしたが後継機のPTC-300
http://www.kanshin.com/?mode=keyword&id=16427
のみ発見。
じゃぁやっぱり逆恨みか・・・

人間の脳に固執するったって、現在わかっていることはほんのわずかだと思います。まねてるというよりちょっとヒントをもらっている程度でしょうね。まだまだ先は長い。

私がもっとも言いたいのは、そもそも、飽きる・飽きないで評価しようとしているのが、志の低さを露呈しているということ。
それは2004年にも少しだけ書いたのだけれど。
http://n9a.blog2.fc2.com/blog-entry-22.html

PTC-500実は買ってた

探せばあるんじゃないかと思うんだけど、結婚前だったしなあ。
昔からFMはAIには優しい男なので「え?」なんて言わせたことはなかった気がする。

何よりすごいのは、あの糞でかいPTC-500(1.1kg)をもってして携帯端末と言わせたところにあると思うのだが。
インテリジェンス・ダイナミクスとか、とにかく言い切ってしまうトコだけはすごい。

それにしてもPTC-500のころからの因縁かぁ。まぁ、諦めて、も少しつきあってみるですよ。

P.S.
いちおうリクエストには答えた形にしましたので、あとはジワジワやるです(意味不明)。

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1999年AIBO以来のロボット好きです。
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