ロボット雑記・ニューロンの趣くままに

エンピツで書いていた「人形つかいのロボット雑記」をこちらに引っ越しました。かなり独断と偏見で書いてます。 【問題点】IE6でサイドメニューが乱れます。NN7でコメントへの記入が出来ません。

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HALの身体性

HAL9000

2005年4月5日発行のAERA SCIENCE(AERA増刊)にも、昨日の朝日夕刊-「にっぽんの知恵」にも、
阪大 浅田稔教授のコメントとして
「『2001年宇宙の旅』のHAL9000には、現実と向かい合える身体が無いから、どれだけ高速・大容量のコンピューターでも、人間の心や行動は理解できないだろう」
というコメントが紹介されている。

仰りたい「身体性の必要性」はごもっともだがHAL9000に身体が無いとは言えないのではないだろうか?

HAL9000には、宇宙船内のありとあらゆるところにあるカメラが接続され、人間の声をマイクで受け取り、宇宙船のドアから、コールドスリープ装置から航行装置のすべてを「彼」は受け持っている。宇宙船そのものがHAL9000の身体になっている事は確かだと思う。
そういう意味で、映画の中でHAL9000が行う「殺人行為」は実にリアルな「創発的行為」に見える。
「偽の故障」を発生させ、人間を宇宙船外に誘い出し、ドアをロックして締め出す。少なくとも映画の中で描かれるHAL9000の知性には、矛盾を感じないのだが。しかも、その動機にも明確なタスクが設定されていて、実に良くできた人工知能が主役の映画ではないか!
HAL9000が最後に「死ぬのは恐ろしい」と言う部分がある。にもかかわらず、殺人を犯すのは「人として死ぬ事」を感じられないから・・・かもしれない。
逆にHAL9000に人型の身体を与えておけば、殺人をしなかったかというと、そうともいえないだろう。(そこまで予想して作りこむしかない。人間は殺人をするのだから)

人型でなければ人間が理解できない・・・というのは、ちょっと範囲が狭すぎるのではないだろうか?
たとえば犬と人とのコミュニケーションを内観する時、そのように感じる。

たしかに、現在の人間の脳は人間の肢体と不可分に進化を遂げていると思いますが、と、同時に恐ろしいほどの汎用的な適用性も持っています。

両方とも朝日だが、執筆者は異なるので浅田先生、ほんとうにそうおっしゃったのでしょうか?
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